イエローブックを見て最初にお伺いしたのはORCHARD HOUSE。
12時からオープンということでしたが、思いのほかカンがさえていて11時に到着。
最寄の高速道路のインターを降りて、ショートカットできる気がして選んだ
案内図にはなかった細い道、すぐに見つけたオープンガーデンの黄色い看板。
あまりにも早く簡単にこれたので通りすぎるところでした。
私たちの庭めぐりの野生のカンはイギリスでも通用するようです。
オープン前でしたが、快く迎えてくれたのははおじいちゃんとおばあちゃん。
おじいちゃんの胸元には、『The National Gardens Scheme Gardenar』
のバッチが誇らしげについていました。
受付には、この庭が載った新聞の記事も貼られていて、得意げでした。
私たちが日本人だと気づいて、入り口近くに植えてあったまだ小さい柳の木を
指差してみせてくれました。
私はおじいちゃんに、日本語では『YA・NA・GI』と言うんだと教えてあげたら、
何度も『YA・NA・GI』と口ずさんで、おばあちゃんに教えてあげていました。
植物の名前などを教えてもらったり、英語のぜんぜん出来ない私でも、
不思議なことにお庭ではなんとかコミュニケーションがとれます。
こちらは細長い奥に深い敷地で、生垣で壁のようにお庭を区切ってあって、
そのなかに次々と趣向を凝らしたお庭があります。
フォーカルポイントには壺やベンチが置かれ、
まるで小さなヒデコート・マナーガーデンって感じです。
バラ『キフツゲイト』も満開でとってもいい香りでした。
一般の方のお庭を奥まで入ってみるのは初めてでしたが、時間をかけて
作ったお庭は見ごたえがあり、奥のふかいものでした。
さすがイングリッシュガーデン。
最後に、おばあちゃん手作りのスコーンと紅茶をいただき、とっても満足。
アフタヌーンティーがお昼ごはんとなりました。
次のお庭に向かってGO!
Miyamoto