2010年02月27日

「高松のいえ見学会」のご案内

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今日、明日に開催される徳島のしまだ建築設計室さんの
「高松のいえ見学会」をご一緒させていただくことになりました。
昨日の四国新聞の「オアシス」で見られた方も多いと思います。
このおうちは、
「中庭を取り込み、和テイストでゆったりと過ごしたい」
を基本コンセプトに、
プラス お庭を楽しむ。という生活提案がされています。
お施主さんも家庭菜園をしたいとおっしゃられています。
そして中庭には新緑が楽しみなモミジを植えました。
デッキの上でくつろぎながら緑を眺めたり、
休日には植栽の手入れを楽しんだり…

今、お玄関横ではクリスマスローズのお花が迎えてくれています。
春がきて、ジューンベリーやヤマボウシの花が咲きかけたら
白いコデマリやユキヤナギの花が咲きほこり、
夏になるとジューンベリーやブルーベリーの実も実ります。
秋には紅葉が楽しめたりと…

一年間を通してお庭を楽しんでくれることでしょう。

二日間ともGARDENSによる植栽のご相談も受け付けております。
ぜひお越しくださいませ。


日時:2月27日(土) 28(日) 10:00〜17:00

場所:高松市三谷町平石東(分譲地一番奥)
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 12:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月21日

桂離宮

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桂離宮に行って来ました。
昨年、何度か応募して12月のはじめにやっと2月の見学の予約がとれました。
午後3時半からの受付で、宮内庁の方の解説を聞きながら回りました。
朝から降り続けた雨もやんで、笠をささずに見学することができなによりでした。
広大な敷地に池を中心に御殿や茶室などが点在していて、
池の周りを歩いていくと、次々と目の前の景色が変わります。
日本の「美」のすばらしさが、静かな迫力でせまってきてわくわくしました。
限られたポイントで景を見渡せるようにはなっているのですが、
すべてのものを露わにする視線がほとんどありません。
門をくぐると築地塀があったり、大きな松の木があったり・・・。
敷石を進むにつれて、また少し先にまったく異なる構図が徐々に現れて
眼を驚かせてくれるのですが、その流れは、とっても自然です。
意図された計算されたものなのですが、自然な感じなんです。
また門とそれに続く石畳に微妙な角度がつけてあったり・・・。
それがゆえにより自然に見え、空間に奥行きを感じます。
その意図は、言われて気づきました。
意図がある方が自然なんですね。
そして日本のつくり、美意識の概念ともいえる『真』、『行』、『草』。
建築物はもちろんお庭の石畳や飛び石にも見ることができました。
有名な直線的な切石の組み合わせがモダンで美しい「真の延段」、
切り石と自然石のバランスが絶妙な外腰掛前の「行の飛び石」、
並べた自然石にも遊びごころとリズムを感じる「草の飛石」。
一番見たかった園林堂前の雨落を横切る少し角度をつけた正方形の切石。
この配石の絶妙なバランス・・・。
はじめて、目で見て感じることができ感動しました。
完璧な美しさ、あらゆる視点から美適効果を計算して作られた桂のお庭は、
現代にも通ずるデザインでした。
まさに「国の宝」、日本ってすごい・・・。
頭の中が、桂のお庭で洗脳されてしまいました。

               Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 04:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月16日

苔寺

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先日スタッフと、京都へお庭のお勉強にでかけました。
まず、古都京都の文化財として世界遺産に登録されている西芳寺に行きました。
一般には『苔寺』といわれており、お庭はその名のとおり緑の絨毯を敷いたような
苔で一面覆われていました。
長い年月を経て、苔は池や木立と一体となり、苔の緑のグラデーションは、
なんともいえない美しさでした。
ミスト状の雨の中、池の周囲を巡ると趣が色々と変化し、独特の雰囲気を感じました。

朝起きると雨、せっかくの京都なのに残念だなあと思っていましたが、
絶好の苔寺日和だったかもしれません。
霧雨のせいかまるで墨色を緑に変えた水墨画をみてるかのようでした。

こちらのお寺、前もって往復葉書で拝観日の予約が必要です。
庭園の苔の保護のため、人数制限をしているのでしょう。
また、他のシーズンにも来てみたいものです。

                         Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

HOTEL GREGES

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福岡で連れて行ってもらったサプライズスポット『ホテルグレージュ』。
まずランチをこちらのレストランでいただきました。
テーブル席から目に飛び込んでくる海や空、
シンプルなホワイトを基調にしたインテリア、居心地のいいおもてなし、
地元でとれる食材を使ったお料理もきれいで美味しく、器も素敵でした。
久しぶりにゆっくりとランチを堪能しました。
そしてお食事の後で、ホテルの中を見せていただきました。
トータルデザインはカッシーナのプロデュースで、インテリアはパリの
『カトリーヌ・メミ』のデザインです。
グレージュというネーミング、グレーとベージュからきてるそうで
その名のとおり白をベースに、グレーとベージュの絶妙な色のハーモニー、
こだわりの素材感やディティール、モダンでエレガント、
シックでラグジュアリィーななんともいえない素敵な空間を演出していました。
客室は6つしかなくって、海にせせりだしている広いデッキがあり、
まるでリゾートに来たような雰囲気でした。
海を背景にしたチャペル、バージングロードからお外へ・・・、
海や空の青さと建物の白さ、まぶしいほどの美しさでした。
ここは何処?日本?地中海?
何処に行くのかお楽しみということで教えてもらえなかった訳が
来て見て分かりました。
今度はゆっくり滞在してみたいです。
といっても、一泊¥80,000、夢かしら・・・?

                     Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

飛梅

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仕事で福岡に行ったので、大宰府天満宮によってきました。
御本殿の手前右側の御神木『飛梅』のお花が3分くらい咲いていました。
紅い御本殿を背景に白い八重咲きのお花が綺麗でした。

『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ』

菅原道真公が京都を出発される際に 自宅の紅梅殿の梅に惨別の想いを込めて
詠じられたもので、公を慕って一夜のうちに京より大宰府まで飛来したと
いわれている古木です。
千余年たった今日でも、毎年「神苑」で最初のお花を咲かせているそうです。
たくさんの観光客が、飛梅にカメラを向けていました。
千余年前の飛梅さん、公に見てもらいたくって飛んできたのに、こんなにもたくさんの

人に見つめられるようになるとは思ってもいなかったでしょうね。

御本殿の建物には梅のお花をモチーフにした装飾がいろいろと施されていて、
ひとつひとつ見つけるのがおもしろかったです。
素敵な梅のデザイン、さていくつのデザインパターンがあるのかしら・・・?

お参りしてから、お茶屋さんで一服。
出来立ての「梅が枝餅」、あったかくてぱりぱりっとした食感と甘いあんがとっても
美味しかったです。
今までお土産でいただいたものしか食べたことがなかったので、感激しました。
お連れしてくださった安部様ありがとうございました。


                 Miyamoto
                











美味しかったです。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 03:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

すいせん

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毎年、この季節になると飾る『すいせん』のお花があります。
実はこれ、8年前にロンドンのハロッズで購入した造花なんです。
まるで生花、よくできているでしょ。
お花だけでなく、球根も根っこも本物より本物らしくできています。
おまけに、ガラスの器にお水まで入って水耕栽培そのものです。
でもこのお水、さかさにしてもこぼれません。
『すいせん』はイギリスの国花、さすがです。
ある時、何気なくこのお花をみると、なんとガラスの器のお水がふえていました。
母が、お水が足らないと思ってわざわざお水を注してくれたようで、
まんまとだまされて、大笑いでした。
そしてカレンダーから切り抜いた『すいせん』のボタニカル画を額に入れて
いっしょに飾ってみました。
小さなじょうろとともに・・・。
GARDENSの窓辺にも春が来たみたいでしょ。

『スイセン』
ひがんばな科スイセン属
学名 Narcissus spp.

ギリシャ神話で、美少年ナルキッソスが泉の水面に写った自分の姿に恋をして
かなわぬ思いで衰弱死した場所から生えてきた花とされていて、学名にナルキッソスの

名がつけられたとか・・・。
日本でよく言うナルシストってここからきてたんですね。

                        Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

暮らしの豊かさ

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お庭の施工させていただいて、ちょうど一年たったお客様のお家に
アフター訪問におうかがいしました。
お客様の書かれているブログの中で、施工後のお庭の様子を見させていただいて
いたので、今日お伺いするのが楽しみでした。
あいにくの雨でしたが、笠をさして、まだバラの咲くお庭で施工箇所を点検し、
木や花の成長具合を見ながら、この季節のお手入れの仕方をご説明しました。
アイアンのテーブルの上には、パンジーのお花が飾られ、
水をはったバードバスには、バラのお花が浮かべられていました。
そして、お家の中へ。
お玄関には、『ヒヤシンス』のお花が飾られ、そしてネコさん達のお出迎え。
いつも二匹の美しいネコさんがあいさつにでてきてくれて、うれしいかぎりです。
リビングに入ってすぐ目に飛び込んできたのが、出窓の『すいせん』のお花。
黄色いお花を咲かせた『すいせん』の植木鉢が飾られていました。
お外はまだまだ寒いけれど、お家には小さな春が・・・。
季節感をおうちの中にもちゃーんととりいれて暮らされていて、
とっても素敵だなあって思いました。
日頃、お仕事でお忙しくされているにもかかわらず、お客様の暮らしの豊かさ、
心の豊かさを感じました。
私のあこがれの暮らし方をされている素敵なお客様です。
私も『すいせん』飾らなきゃ・・・。

                      Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 21:28 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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