お盆休みに読んだ本『日日是好日』。
「お茶』が教えてくれた15の幸せ・・・。
エッセイスト森下典子さんが25年間のお茶を通して体験したことを
文章にしたものです。
作法というがんじがらめの決まりごとの向こうに見えてくる自由、心の安息、
そして季節を五感で感じる歓びとともに「いま、生きている!」その感動を
綴った本です。
『日日是好日』は、そのまま読むと日々いい日で、いい天気でありますように
という意味かと思っていましたが、「天気の日も雨の日も、すべていい日」と
いう意味だそうです。
どんな日も、それぞれのよさがあり素敵な日なんですよね。
季節感、五感・・・感じることができる心でありたいなあと思いました。
そしてそのひと時・・・、今を生きていることを大切にしなくてはと思いました。
「余分なものを削ぎ落とし、『自分では見えない自分の成長』を実感させて
くれるのが『お茶』だと・・・。
そして、この世では学校で習ったのとは別の「勉強」がある。教えられた答えを
だすことでも、優劣を競争することでもなく、自分で一つ一つ気づきながら
答えをつかみとること…、「学び」とは一生涯気づき続け自分を育てること。
今の私は、特にこの文章に感銘を受けました。
私はお茶のお稽古に通うようになって、まだ6年目ですが、
読んでいて面白いほど私自身の体験と感じ方がよく似ていたので
夢中になって読みました。
お茶の先生によく言われることが二つあります。
ひとつは、40代より50代、50代より60代どんどん楽しくなるのよ・・・。
もうひとつは、いろいろなことを勉強していくと、どんどんすべてがつながってくる。
この二つ、この本を読んでわかったような気がします。
これからもお茶のお稽古を続けていくことが、ますます楽しみになりました。
Miyamoto
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posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 00:09
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