2010年10月31日

オープンガーデン

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善通寺でお庭の見学会を開催しています。
庭主様が、見学会のために一段とお手入れをしてくださり、
愛情のこもった素敵なお庭です。
お庭のある暮らしをとっても楽しまれているご様子がよくわかります。
朝から天候がすぐれませんでしたが、たくさんの方がおいで下さいました。
ありがとうございます。
お花がたくさん植えてあるので、メモを片手に熱心に見学されている方も・・・。
今咲いているお花のなかで、たくさんの人に聞かれたのが、『ロシアンセージ』。
最近ぐっと寒くなったので、とくに発色のよいとってもきれいなブルー色。
プロバンスっぽいお家の外観にお似合いです。
アーチに絡ませたバラも少し咲き始めています。
ブラッシュノアゼット、クレパスキュール、レディヒリンドン・・・。

ガーデンズマーケットも出店していますので、是非お越しくださいね。
Miyamoto
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2010年10月18日

TESHIMA ART MUSEUM

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今日オープンの「豊島美術館」に、行ってきました。
チャーターした船で高松港を8時過ぎに出ましたが、現地に着くともうすでに長蛇の列。
入場整理券をなんとかゲットすることができ、お昼前には入館することが出来ました。

建築家の西沢立衛(りゅうえ)さん設計の水滴をイメージした建築物は
美しい瀬戸内海を望む小高い丘の中腹から生まれてきたって感じでした。
チケットセンターから、アートスペースまでわざわざ遠回りして、
自然樹木に覆われた遊歩道に沿って進むとエントランスが現れるのもなかのもの・・・。
内部空間は建物全体で重みを支える「シェル構造」で柱が1本もなく、
コンクリートがまるで膜のような感じでした。
そして2か所の丸い開口部からお外の光や風が取りこまれ、
想像以上にやさしいやわらかい不思議な空間でした。

そしてアーティストの内藤礼氏の作品「母型」。
床全面に開けられた小さな穴から地下水がわき出し、水滴がくっついたり、
流れたりしながら泉をつくり出し、まるで生き物のようでした。
きっと、天候や時間によっていろんな表情に変化するのでしょう。
ずーっといたい、見ていたい、そして自分自身も一体になりたい・・・、
そんな気持ちになりました。
ラッキーなことに、建築家・西沢立衛氏と記念写真をとることも出来ました。
Miyamoto
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2010年10月16日

ポール・スミザーさん

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先週の土曜日、『宝塚ガーデンフィールズ・シーズンズ』でイギリス人ガーデン
デザイナーのポール・スミザ―さんのガーデンレクチャ―に参加しました。
生憎の雨でちょっと残念って思いながら、朝5時出発で寿子さんとでかけました。
思えば数年前、ここのお庭が出来た時にガーデンズツアーで来た時も雨でした。

今回のテーマは
「グラス類の魅力と多年草の組み合わせ、原種系球根の選び方」でした。
イネ科の成長の仕方や、多年草の切り戻し、雑草の生えない工夫などなど・・・。
秋は庭を見直したり、新しい植栽をするのに良い時期だということを
ポールさんが昔通っていたイギリスの学校でのおもしろい先生や級友の話などを
織り交ぜながら紹介してくれました。
彼の話はとってもユーモラスで、会場は笑いがたえませんでした。
イギリス人、キミマロって感じ・・・、とっても楽しいレクチャーでした。
ポールさんが使っている堀上に使いやすい根きりスコップを見せていただきました。
イギリス製の素敵な道具かなあって思っていたらなんと日本製、
それもよくある「金象印」。
でもあまり見かけないかたちで先が平らになっているスコップ、古く大きくなった
多年草の大まかな株分けにも使うそうです。
ミミズの排泄物を観察したら、段粒状になった土の塊の様であることなど、
上手な絵を描きながらのレクチャーもわかりやすかったです。
ここぞっていうタイミングでお庭のお手入れができていれば、大変大変っていわなくても
よくなるって・・・。
そして降り続く雨の中、黄色いカッパを貸してくださり、ポールさんと庭園に出て
植物を見て回りました。
パンパスグラスやシナダレスズメガヤなど、実際に見ながらのレクチャーは
とってもよくわかりました。
黄色いポンチョをみんなで着て歩くと、なんか仮装行列みたいで、さぞかし
お庭の虫さんたちはびっくりしたことでしょうね。(笑い)
庭園内を一周し、再び室内にて。
多年草やイネ科と相性が良い球根の話や、グラス類の魅力をきれいな写真を見ながら
スライドレクチャーしてくださいました。
現役ガーデナーのポールさんならではの目線、考え方、とっても共感できる内容で
あっという間の3時間でした。
ポールさんのお話を聞いて、私も年末に作庭させていただくお庭で、グラス類を植え、
オーガニックな庭作りにトライしてみようかなあと思いました。

日本語ががとっても流ちょうでびっくりしましたが、ポールさんの発音が良すぎて、
植物の学名が聞き取れなかったので、レクチャー後友人たちと確認しあいました。

『オーガニックでここまでできる!』という本を購入し、サインをしていただきました。
流ちょうに絵を描いてくださったのですが、なんと後からよく見ると蛙さんの右手には
グラス、左手にはワイン?の図柄でした。
「絵はそれぞれ違うんだ、人を見て書いているんだ」っておっしゃってましたが、
私がワイン好きなこと、なんで知っているのだろう???
見るからにワインが好きそうに見えたのかしら???

Miyamoto
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2010年10月10日

海の大茶会

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今年で6回目の『海の大茶会』。
昨年まではお茶席での接待で参加していましたが、
今年は初めてお茶めぐりをしました。
7時20分初の船に乗り、小豆島へ。
バスに乗りこみ、まず、オリーブ公園の薄茶席へ行きました。
オリーブの木には、実がいっぱい・・・。
海を望むお茶席で、気持ちよく一服いただきました。

そして、小豆島ヴィラへ。
時間がたっぷりあったので、石の館を散策。
眼下に瀬戸の海が広がり、ここはまるで地中海。
素敵な建物とシチュエーション、イタリアに旅した気分になりました。
建物も中世ヨーロッパに迷い込んだような空間で、暗い石造りの室内には、
ステンドグラスから美しいしい光がさしこみ、礼拝堂のような雰囲気でした。
こちらでは、お濃い茶席と薄茶席を楽しませていただきました。
鹿が描かれているお軸を掛けてありましたが、偶然?にもお庭には鹿のふんが
たくさんおちていました。
小豆島と言えば、猿というイメージでしたが、野生の鹿もいるんですね。

点心席は、中野シェフのイタリアンランチ。

それから栄光寺さんへ。
こちらは、重森三玲のお茶室とお庭ということで楽しみに来ました。
エントランスの松の立派なこと・・・、そして手入れのいきとどいたお庭、
今年の暑い夏を経験したとは思えないほど緑の美しいお庭でした。
薄暗い自然光の入る心落ち着く茶室でお濃い茶をいただき、
広間でお薄をいただき堪能しました。
とってもセンスのいいところでした。

流派に関係なくお茶を楽しめる、お茶を楽しむだけでなく島めぐりや文化財、
建築物、庭園、アート、音楽など、
歴史や文化を大いに楽しめるすばらしいイベントだと思いました。

Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月06日

原種シクラメン

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今日ふと見たら、原種シクラメン『シリシアム』のお花がひっそりと咲いていました。
この夏、葉っぱも茎もなくなってしまったので、枯れてしまったんじゃないかと
思っていたので嬉しくなりました。

原種シクラメン『シリシアム』は、秋咲きの代表種で、本に書いてあったとおり
10月になったら咲くんだ〜。
調べてみたら、夏は休眠期で雨の当たらないところで乾かし気味で育てるって
書いていました。
枯れたかなあって思って、椅子の下の日や雨のあまり当たらないところに
置いていたのがかえって良かったみたいです。

淡いピンクの花の鼻部分に濃いピンクのアクセントが入ったお花は、
園芸品種のような華やかさは無いけれど 淑やかな感じがするお花です。
このお花を見つめていると 心静かになるそんなお花です。

他の鉢の子も少し元気になってきてよかったです。
これから、お花が咲くのが楽しみです。

                    Miyamoto
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2010年10月05日

ヨルガオ

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お盆前にお客様からいただいた『夕顔』のお花が咲きました。
小さなポット苗だったので、夏の間に咲くのか心配でしたが、長い夏のおかげで
お花を見ることができました。
育てるのが初めてでしたので、一番花は見逃してしまいました。
お昼間、つぼみを見て開花はまだまだと思っていたら、翌日しぼんだお花が・・・。
2番花は、朝つぼみが出来ていたので今夜こそと思っていたら、お昼間の日差しが
強くてお水が足らず枯れてしまい、三度目で初めてお花を見ました。
手のひらを広げたくらいの大輪の白いお花です。
清楚でちょっと色っぽい感じもします。
あまーい何とも言えないいい香りを漂わせています。

夕方から咲くのでユウガオの名で親しまれていますが、正しくは「ヨルガオ」だそうです。
ヒルガオ科ヨルガオ属の常緑多年草で、学名は Calonyction aculeatum、
英名は Moonflower。「ムーンフラワー」ってぴったりの名前ですよね。
「ユウガオ」はウリ科の植物で、丸い実がなってカンピョウの材料になるそうです。
そうなるとあの源氏物語の光源氏が見たのはヨルガオだったのかしら・・・
夕顔の君は夜顔の君???

まだまだ蕾がたくさんついているので、これからお花が咲くのが楽しみです。
種をとって、来年も咲かせたいなあって思っています。

                       宮本
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2010年10月04日

mode art felt

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先日、善通寺のDEAR ANNEXさんで行われていた作家展を
見に行ってきました。
大西直子さんが作ったフェルトの作品、どれも素敵なものばかりでした。
羊毛からていねいに作ったもので、目が詰まってしっかりしています。
室内履きやバッグ、マフラー、帽子などなど・・・。
とってもお色がきれいなものばかり。
色にひかれて、「おざぶ」を買いました。
紫系のブルー色で、白のバラ模様・・・、とってもナチュラル。
ハンドメイドなので、よりあったかい感じがします。
お家な帰って、ホワイト色の木のチェアーに置いてみました。
大きさも色もぴったり!
すぐにベリーちゃんのお気に入りの「おざぶ」になりました。

                Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

お庭の小さなアーティスト作品

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お庭の小さなアーチスト

雨にもかかわらず、今日もたくさんの方がお庭を見に来て下さいました。
二日間で80組もの方が見に来て下さり、庭主さんもとっても喜んでくれました。
ありがとうございました。

一日中雨が降る中、こちらのお譲ちゃんは傘をさしてお砂場で創作活動を
もくもくとしておりました。
できた作品は、とってもかわいくってほのぼの・・・。
レンガで作ったまあーるい砂場の中に、丸い砂のお家を作り、
その周りに木やお花を植え、池を作り、畑があって、洗濯物が干してある、
よく見るとペットもいて・・・素敵なお庭が出来ていました。
お庭で集めた、木の枝や葉っぱ、お花、実などを上手に使って・・・、
なんと想像力豊かなことでしょう。
大きな葉っぱのお面は、弟君のお顔にぴったり・・・。
お庭は、好奇心いっぱいの子供にとってわくわくする場所、
遊具がなくっても遊べる楽しい場所なんですね。

私も小さい頃のことを思い出しました。
母がお花好きだったので、お庭にはいつもお花がたくさん咲いていて、
ままごとに使う材料に事欠きませんでした。
時には、母の大事にしているお花や葉っぱをむしって叱られたことも・・・。
私のままごとの得意な料理は『ぎょうざ』でした。
葉っぱや根っこを小さく刻んで土と混ぜたネタを作って
大きなアジサイの葉っぱを二つに折ってネタを包み、まわりを松の葉っぱで
チクチクと縫ってぎょうざの形に仕上げていました。
何個も何個も作ってお皿に並べて・・・。
粘土質の土をこねて日干しして、お茶碗やお皿も作っていました。
お庭でのとっても楽しかった思い出がいっぱいです。

家庭って「家」と「庭」って書くように、お庭のある暮らし、大事ですよね。
そしてお庭は子供たちの心を育てるのに最適な場所です。

                           Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暮らしのお庭

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2日・3日とお庭の見学会をしています。
こちらのお庭は、道路に面した敷地の南面をパーキングスペースをメインに
お玄関までのアプローチ、キッチンガーデンや子供の遊び場、そして
アウトドアリビングとしてのテラスがあり、家族みんなが楽しめる
暮らしにとけこんだお庭です。

サインひとつ小さなところまでお客様とじっくり考えて、お客様の思いが、
さりげなく詰まっています。
プランニングも、作庭中も、ひとつひとつ楽しみながら出来たお庭です。

ほどよくナチュラルなお庭に見えるのは、グランドカバーのクローバーやタイムが
さきちんとお手入れされているから・・・。
ほおっておくと、ナチュラルをとおりこして、ただの雑草になりますものね。
そして、キッチンガーデンや、お砂場もナチュラルでしょ。
お砂場にとってもかわいい作品が出来ています。
お花や葉っぱを飾って遊んでできたアートな作品です。

今日は、あいにくの雨ですが、ガーデンズマーケットも出店していますので
ぜひ、見に来てくださいね。
こちらの奥様が作られた、かわいい布を使った小物の販売もしています。
私も、シュシュを買おうと思っています。

                           Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 10:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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