先週の土曜日、『宝塚ガーデンフィールズ・シーズンズ』でイギリス人ガーデン
デザイナーのポール・スミザ―さんのガーデンレクチャ―に参加しました。
生憎の雨でちょっと残念って思いながら、朝5時出発で寿子さんとでかけました。
思えば数年前、ここのお庭が出来た時にガーデンズツアーで来た時も雨でした。
今回のテーマは
「グラス類の魅力と多年草の組み合わせ、原種系球根の選び方」でした。
イネ科の成長の仕方や、多年草の切り戻し、雑草の生えない工夫などなど・・・。
秋は庭を見直したり、新しい植栽をするのに良い時期だということを
ポールさんが昔通っていたイギリスの学校でのおもしろい先生や級友の話などを
織り交ぜながら紹介してくれました。
彼の話はとってもユーモラスで、会場は笑いがたえませんでした。
イギリス人、キミマロって感じ・・・、とっても楽しいレクチャーでした。
ポールさんが使っている堀上に使いやすい根きりスコップを見せていただきました。
イギリス製の素敵な道具かなあって思っていたらなんと日本製、
それもよくある「金象印」。
でもあまり見かけないかたちで先が平らになっているスコップ、古く大きくなった
多年草の大まかな株分けにも使うそうです。
ミミズの排泄物を観察したら、段粒状になった土の塊の様であることなど、
上手な絵を描きながらのレクチャーもわかりやすかったです。
ここぞっていうタイミングでお庭のお手入れができていれば、大変大変っていわなくても
よくなるって・・・。
そして降り続く雨の中、黄色いカッパを貸してくださり、ポールさんと庭園に出て
植物を見て回りました。
パンパスグラスやシナダレスズメガヤなど、実際に見ながらのレクチャーは
とってもよくわかりました。
黄色いポンチョをみんなで着て歩くと、なんか仮装行列みたいで、さぞかし
お庭の虫さんたちはびっくりしたことでしょうね。(笑い)
庭園内を一周し、再び室内にて。
多年草やイネ科と相性が良い球根の話や、グラス類の魅力をきれいな写真を見ながら
スライドレクチャーしてくださいました。
現役ガーデナーのポールさんならではの目線、考え方、とっても共感できる内容で
あっという間の3時間でした。
ポールさんのお話を聞いて、私も年末に作庭させていただくお庭で、グラス類を植え、
オーガニックな庭作りにトライしてみようかなあと思いました。
日本語ががとっても流ちょうでびっくりしましたが、ポールさんの発音が良すぎて、
植物の学名が聞き取れなかったので、レクチャー後友人たちと確認しあいました。
『オーガニックでここまでできる!』という本を購入し、サインをしていただきました。
流ちょうに絵を描いてくださったのですが、なんと後からよく見ると蛙さんの右手には
グラス、左手にはワイン?の図柄でした。
「絵はそれぞれ違うんだ、人を見て書いているんだ」っておっしゃってましたが、
私がワイン好きなこと、なんで知っているのだろう???
見るからにワインが好きそうに見えたのかしら???
Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 03:20
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