高松の丸亀町参番街にオープンした讃岐らしい衣食住を提案する
新しい空間「まちのシューレ963」をプロデュ−スした石村由起子さんのお店です。
スタッフみんなで、ナビを頼りに車で奈良へ。
10時半ごろ到着。
まるで森のなかにある北欧の素朴な小屋のような佇まい、
ここだけがどこか懐かしい雰囲気に包まれた空間でした。
11時オープンだというのにたくさんの人がすでにお店の前で並んでいました。
なぜ、こんなに並んでまでお客様がこのお店に来るのか知りたくって
私たちも並びました。
お外の光が気持ちよく差し込む待ちあいのお部屋で待つことに・・・。
待つこと1時間半、だれ一人文句も言わず、穏やかなお顔でまってるんです。
おうどん屋さんで並んでもせいぜい10分、こんなに待ったの初めてです。
やっと席に・・・、でもお料理はそれから作っているのかまた待つことに・・・。
『いただきます』と書かれたおはしに思わずにっこりしました。
ランチはひな祭りらしく、ばら寿司でした。
旬のふきのとうの揚げたてのてんぷら、味噌の田楽、イチゴのデザート、
ひとつひとつ心のこもったお料理でどれとっても美味しいものばかりでした。
お腹いっぱい・・・。
待ってる間に石村由起子さんの書いた本を読ませていただいたので、
より彼女の思いが伝わってきました。
忙しいのにスタッフみんな優しい笑顔をしていたのも印象的でした。
作り笑顔のどこかのうどん屋さんとは大違い(笑)。
待ったことは完全に帳消しになり、また来たいなあって思いました。
『くるみの木』ってやさしい気持ちになれる場所なんですね。
GARDENSもこんな場所になれるように努力したいと思います。
Miyamoto