2011年06月30日

コンサバトリー

チッピングカムデンの街を散策している時のこと、
通りからフロントガーデンを覗きこんでいたら、
そのお家の奥様とご主人様がガーデンセンターで
買った花苗をさげて帰ってこられました。
『中に入ってお庭を見てもいいですよ』とお声をかけて下さり、
私たちは、通りからお庭の中へ・・・。

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お庭を見ていると今度は奥様が『よかったらお家もどうぞ』と・・・。
お言葉に甘えて、玄関ドアをあけるとそこはリビングでした。
次のお部屋はキッチン、そしてサンルーム。

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お庭に突き出るように増築されたガラス張りのお部屋は、
居間やキッチンなどと扉で通じているのが一般的で、
温室を兼ねた 寛ぎスペースです。
英国ではコンサバトリーと呼びます。

最近お家を購入してリフォームしたばかりだそうで、
コンサバトリィーには床暖房を入れたそうです。
気持ちよさそうな空間です。
メインのリビングとして活用しているみたい・・・。
日々、お庭を眺めて暮らしているのですね。うらやましい。

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お庭から見ると3軒長屋の真ん中。
ピカピカのコンサバトリーでした。

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コンサバトリーを出ると奥に奥にとても長いお庭がありました。
お庭の方も、いろいろな果樹やお花を植えたばかり・・・。
奥様、ガーデニングのお教室に通っているところだそうです。
奥様と植物談議に花が咲きました。
英語がダメな私でも、草花のことだけは話が通じます。
世界中どこへ行っても大丈夫かも???
そうそうお家の中が、とても方付いているのにはびっくりしました。
キッチンのカウンターの上には何もなくすっきり。

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いつなんどきでもお家の中に人を通せる…。
ガーデンセンターから帰ってきたばかりで、急いでお方付けしなくても
人を招くことができるなんて・・・。
街の散策をしながら、フロントガーデンを眺めていると、
カーテンもしていないので、ついつい窓の中を覗きこんでみたくなります。
窓ごしに見えるどちらのお宅のお部屋もとっても方付いていました。
イギリス人は収納上手なんですね。

私なんか不意のお客様が来ても、お家の中が散らかってて
どうぞなんて言えません。
暮らしぶり、見習いたいものです。
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ロンドンのコンテナガーデン

ロンドンの街歩きの楽しみは、コンテナガーデンを見ること。
玄関先やベランダ、さまざまなウィンドウのコンテナ、地植えができない
場所を彩ってくれています。

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植物の取り合わせや配色、鉢と植物のバランス、よいお手本ばかりです。
玄関先では、よくシンメトリィーにコンテナを置いています。
スタンダード仕立てや、円錐形の刈り込みなどのフォーマルな
植栽がよく似合います。

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よくみかける月桂樹のスタンダード仕立。

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オリーブのモダンなコンテナも見つけました。

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土の部分もうまく砂利でカバーしています。
最近は、スタイリッシュなものが増えてきています。
黒のコンテナに、シルバー色の葉物の組み合わせ。

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とってもシックでおしゃれなくみ合わせです。

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大小様々なコンテナを1か所にまとめて配置。
グルーピングのコツは高低差をつけたバランスです。


イギリスの代表的なフォーマルスタイルのコンテナガーデン。

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センターの銅葉のコルジリネがとても印象的。
コルジリネが、モダンなアクセントになり、根じめのお花が素敵。

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ていかかずらをコンテナに植えて、アイアンの手すりに絡ませています。

どのコンテナもグリーンの分量が多いのがイギリスの特徴です。
アイビーやツゲなど葉物が、お花の色を引き立ててくれています。

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よく見ると、日本でもよく見るお花たちです。
それも、どちらかというと育てやすい草花ばかり・・・。
管理が楽なコンテナばかりでした。

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日本だと人が持っていないような珍しい植物を植えていると
ポイントが高いのですが・・・。
管理が楽で美しいコンテナばかりでした。
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2011年06月28日

ハンキングバスケット

イギリスでは、民家の玄関先をはじめ、パブやお店の前、いろいろなところで
ハンキングバスケットを見かけます。

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ひとつというよりは、玄関入口の両サイドにシンメトリーに飾られていたり、
二つ三つと同じデザインのものがかわいく並んで飾られています。

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日本では、壁づけのスリットバスケットが主流ですが、イギリスでは全く
みかけませんでした。
ほとんど吊り下げ型のかごに植え込んだものでした。

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そしてよく見ると、黒いホースが・・・、自動潅水装置が付いているのです。

美しい街では、花々したハンキングバスケットがいっぱい飾ってあり、
水遣り専用サービスの小型トラックが回り、ひとつひとつ長ーいホースで
水遣りしているのを見たこともあります。
さすが、ガーデニング大国ですよね。
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2011年06月27日

茅葺屋根のお家

茅葺屋根のきれいなコテージがいくつかありました。

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ピンク色のお花がとってもお似合いのお家。

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茅葺屋根とマッチする大刈り込みの生垣がドラマチックで印象的なお家。
3年前旅した時に、ここの家の前を何度も車で通り、気になっていたお家です。
よ〜く見てみると、屋根の上には、可愛いデコレーションが・・・。
鳥のオーナメントがのっています。

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くじゃく?
刺繍のように編みこまれた棟飾りの装飾もきれい!
お庭もきれいに手入れが行き届いていて緑が生き生きとしていました。
ここのお家は推定3億円以上???
イギリスではお金持ちさんは古ーいお家を購入して住むのだそうです。
新築ではなくて・・・。
こちらのお家もふくろうのような鳥がのっています。

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ツルアジサイが満開でした。
ポストがとってもかわいいお家もありました。

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2011年06月26日

キフツゲート・コート


キフツゲート・コート・ガーデンは お花が咲き誇っていました。
こちらは、ヒドコートと違って、個人のお宅で、母娘3代にわたって
受け継がれてきたお庭です。
館につたわってフィルスバイドが満開!

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やさしい色合いで素敵でした。

『フォー・スクエアズ』。ツゲで囲まれた4つの花壇が並び、真ん中に日時計。

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そして『ワイドボーダーガーデン』とっても女性らしい色使いです。

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『サンクンガーデン』
噴水を囲んで白いお花が咲いていました。

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ブルー色に塗られた椅子に座ってみたくなります。

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銅葉のブナの生垣の向こうは『ローズボーダーガーデン』。
バラがほとんど咲いていなくって残念!

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そしてまた生垣の壁、くぐって付きあたりにおかれた座ることもできる彫刻、
バーンズレ―ハウスにもあった彫刻と雰囲気が似てると思ったら
同じ作家さんのものでした。

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そして左に曲がると、生垣に覗き穴が・・・。

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3代目のアンが作った『ウォーターガーデン』見えます。
四方をイチイの生け垣に囲まれ、左右対称でモダンにデザインされたプール。



折り返すと『イエローボーダーガーデン』。

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一転して黄色の世界へ。葉っぱの色のコントラストが素晴らしい。
おばあちゃんが植えた赤葉のカエデがアクセント。

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『日蔭の小径』
白い斑入りの葉が日蔭のお庭を明るくしてくれてました。バイカウツギのオーレアのお花が咲いて
いい香りが漂っていました。

み―んなこちらのお庭が一番お気に入り。
やはり女性らしくって、やさしさのある雰囲気が好きなのかしら…。

あの有名な『キフツゲート』と名付けられたバラはまだ咲いていなくて残念。
3年前の7月に来た時はまさに満開で、18メートルの高さまでブナの大木に
這い上がっていい香りをただよわせて咲き誇る姿は、見事でした。
2年前に入手した苗が、今年は少しですがお花をつけてくれて
楽しませてくれました。
いつの日かこのバラがGARDENSを覆い尽くしてくれるのを夢見ています。
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2011年06月24日

ヒドコート・マナー・ガーデン


コッツウォルズ地方で最も有名な庭園『ヒドコート・マナー・ガーデン』。
10年前に初めてここを訪れた時の感動は一生忘れません。
思わず『うぁ―』っておなかの底から声がでてしまったほど・・・。。
その時一緒だったお庭に興味のない友人までもが、奇声を・・・。
わくわくしながらお庭の奥へ進み、進むたびに感動を覚える
まるでガーデンスタイルのテーマパーク!

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メインの長い200メートルもの緑の芝のロングウォーク、
両サイドのグリーンの壁。
その壁にいくつも入口が作られ、そこを抜けると、別世界。

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イチイやツゲで囲まれたガーデンルームスと呼ばれる
お庭のお部屋がたくさんあり、奥へ進むとスタイルの違った
お庭が次々とあらわれてきます。
例えば、レッドボーダーガーデン、いつ来ても赤いお花を中心に
赤葉や銅葉の植物を巧みに配したインパクトのあるお庭です。

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そして四角の刈り込まれた木が連なる有名なスティルト・ガーデン、

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西洋イチイのピラー(柱)が林立するピラーガーデンには
愛らしいお花たちが咲き誇っていました。
お家のような形に刈り込まれた生垣をくぐると、
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プールガーデンのお部屋、
そして大きな鳥の形のトピアリィー、

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小鳥さんのお部屋、

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たくさんの趣向の違うお庭のお部屋を体験できます。
そしてどのお部屋の植物も楽しませてくれます。
お庭好きの仲間と散策していると、植物談議に花が咲き、
なかなか前にすすめません。
すべてに置いて満喫できるお庭です。
今回は、あいにくの雨でしたが、かえって植物が生き生きとして
とても美しく、私はひたすらカメラのレンズを植物にむけ、
その美しさを堪能しました。

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雨の日のヒデコートもいいものです。
イギリスの大きな庭園や、イエローブックに載っている個人庭など、
いろいろなお庭を見て回って気がついたことですが、
どちらのお庭もここのお庭のエッセンスがとりこまれて
構成されている・・・。
私と同じようにここのお庭に感動を覚え、
ここのお庭にあこがれを抱いたのでしょうね。
イギリスのお庭を巡るには、必見の庭園です。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 04:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

覗き穴


コッツウォルズのライムストーンの石積みの塀は低いものが多く、
散歩しながら素敵なフロントガーデンを楽しむことができます。
でも大きなお屋敷となると、お庭の中が見えないくらい高く積み上げています。
お屋敷の中はどんなふうなのかなあと見えないとかえって見たくなるものです。

バイブリィーの村を散策していて、高く積んだ石積みの塀の横を通りがかったら、
ちょうど目線の高さに20p×40pくらい四角く空いているところを 見つけました。
とっても覗きたくなる穴・・・。

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人通りがなく幸い私一人きりだったので、そっと中をのぞいてみました。


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正面には大きなお屋敷、そして手前の広いきれいなお庭・・・。

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通りを歩く人がわくわくしながら覗くことができるよう、わざとこの覗き穴をあけて
石積みをしたのでしょうね。
きっと、ベストショットで中が覗けるよう、ここでもないあそこでもないと思案しながら・・・。
お庭好きのイギリス人の遊び心って、きっと考える方も楽しんでるし
気がつく方も楽しいものです。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月21日

鶏小屋

村を散策していると、道の付きあたりに、グレー色のおしゃれな
グラスハウス発見。

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近くまで寄って行くと、キッチンガーデンもありました。

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お野菜の赤い茎が、グレー色のグラスハウスにお似合いで
まるでカラーコーディネートしたかのよう!
私もこんなおしゃれなグラスハウスがほしいなあ・・・。

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そしてお玄関の両サイドのつるバラが満開。
歳月を経て古び、風格を増した石の壁がキャンパス、
向かって左側は、ピンク色のバラ、右側は赤いバラ、どちらのバラも
絵に描いたようにきれいに誘引されてきれいに咲いていました
そして赤いバラの下には、ベンチが置かれていて、いい感じ・・・。
とっても素敵なフロントガーデンです。

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よく見ると、ベンチの横に、手作りの鶏小屋がありました。
鶏さんの姿も見えました。

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こちらの住人さん、毎日お世話をして卵をいただいているのかしら?
私も小さいころ、祖母の家に泊まりに行くと毎朝、鶏小屋まで行って
卵をとってきて、卵焼きを作ってもらうのが楽しみでした。
産みたての卵って美味しいのよね。
あの卵焼きの味を思い出しました。
それに、 肥料も副産物として得られるし、家庭菜園で使える・・・。
私も鶏、飼ってみたくなりました。


posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フロントガーデン

小さな村の散策の楽しみのひとつは、美しいフロントガーデンを見る楽しみ。
イギリスの住宅は、方角に関係なく、すべて道路側に玄関(フロント)が
面しています。

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この道路側のお庭は『フロント・ガーデン』と呼ばれ、自分のお庭であると同時に、
パブリックなお庭でもあるので、道行く人にも楽しんでもらえるように
きれいにするという事が、住んでいる人の義務だという考えがあるのだそうです。
なので、どこのお家も、手入れが行き届いた素敵なお庭です。
ついついお庭の中までのぞきこんで見たくなります。

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バラがたくさん咲いているフロントガーデンがありました。

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バラの足元まで、ちゃ―んと手入れされた芝、
きちんと境目をつけてありました。

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ひとつひとつのフロントガーデンがきれいなので、イギリスの町並みは
とても美しいのです。
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2011年06月20日

プライベートガーデン見学

ツアーガイドの木島さんのご紹介で、チェルトナムの近くの小さな村に住む
デイヴィッドさんのお庭を訪ねました。
こちらのお庭、7年前に『趣味の園芸』に掲載されたそうです。

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今は亡きローズマリー・ヴェレ―さんのバーンズリィーハウスで園芸修行を
しながら、このお庭を作ったそうです。

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手前がボーダーガーデン、奥がキッチンガーデンで
長い園路をまっすぐにとり、奥行きのあるデザインでした。
やさしい花色にカラーリーフが素敵でした。

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彼の茶目っけも発見!

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お庭の管理についてお聞きしたら、お水やりもほとんどしていないし、
害虫の予防もせず、自然にまかせているとのこと、肥料も使っていないと
聞いてびっくりしました。
今年は冬に雪がすごく積もって植物が枯れたりいたんだりしたけど、
自然のままに・・・。

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彼の姪御さんがお茶とサンドイッチとケーキのサービスをしてくださり、
とくに彼が作ったきゅりのサンドイッチは、美味しかったです。

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そしてお家の中まで見せていただきました。
独身の彼の暮らしに興味津々・・・。
すっきりと片付いてきちんと暮らされているご様子、
さりげなく飾られた小物や絵も、彼のセンスの良さを感じました。

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あの有名なバーンズリィー・ハウス・ガーデンのキングさりのトンネルの
絵が飾られているコーナーもありました。

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なによりどのお部屋の窓から見える景色も素敵・・・。
窓からお庭が望めて、お庭と一緒に暮らしてる感じです。
こんな暮らしをしていると、植物にも人にもやさしくなれるのでしょうか?
彼のやさしそうな笑顔がとっても素敵でした。

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彼のお話の中で忘れない言葉があります。
人がお庭を作るのではなく、お庭が人を作るのだと・・・。

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2011年06月17日

B&Bのお庭

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以前も同じ時期にこちらに来たのですが、
その年、イギリスで最も美しいお庭を持つB&Bだと
『BEAUTIFUL BRITAIN』という雑誌で紹介されていたほど
素敵な庭で、感動しました。
今年のロンドンは渇水や温暖化ですでにバラや春のお花の旬が
終わっていました。
こちらのお庭も渇水のため少々枯れてるものもあり少し残念、
バラやお花の盛りも過ぎてはいましたが、それでもエルダ―やクレマチス、
ポピーなどが咲いてくれていました。

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ここのお庭はカラースキムがしっかりしているので、
お花が少なくても見ごたえはあります。

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ナチュラルなのですが、ポイントポイントにひいらぎやコニファーの
トピアリィーが配置されアクセントになっています。

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そして、お庭の中心にある銅葉のエルダ―が素敵。
このお庭を引き締めてくれてます。
お庭の中を散策しながら、葉っぱの色使い、大きさ、形、そしてお花の色、
大きさ、形の組み合わせ方がとても勉強になります。

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このお庭どの角度からみても絵になります。

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2011年06月16日

B&Bのインテリア

お部屋のどこからも、お外が見えるいい位置に素敵な窓がありました。
窓の形や、カーテンも素敵でしたし、なによりどの窓から見える風景も美しかったです。
リビングからは、お庭がきれいに見えるし、お風呂からは羊さんのいる草原が展望、
二階の窓からはお外の景色がパノラマ・・・。
大きな窓や小さな窓、お外の見え方もちゃんと計算して、窓を作ったのでしょうね。

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そしてお部屋の壁と窓のバランスがいいなあと思いました。
わりと、壁面がたくさんあって、書棚や家具がきちんと置けています。
アンティークの椅子やチェストがいい感じ・・・。

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絵をかけて楽しめる壁面もちゃーんとあります。
というか、イギリスの人は、絵をかけたり壁面を使うのが上手です。

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飾り棚の中は、こだわりのものが美しく飾られていて、見いってしまいました。
意外にチェストやテーブルの上は、シンプル、ごちゃごちゃと飾っていません。
シャンデリアやランプやスタンドもおしゃれです。

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そうそう通路の書棚も素敵でした。

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植物や昆虫などの自然に関する本がいっぱい並べられていて、前回着た時に
感化されて、アンティークの植物図鑑を数冊買って帰りました。

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お二人の趣味の良さが感じられるこだわりのインテリア、旅のなかで
どんどん私の妄想がひろがっていきました。
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2011年06月15日

B&Bの朝食

朝起きてから、一時間ほどゆっくりとお庭を散策、
ほどよくお腹がすいてきます。
朝ごはんは、暖炉のあるお部屋で、み―んなそろっていただきました。

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まずは、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど、
フレッシュジュースで渇いた喉を潤します。
そして果物、ヨーグルやシリアル、冷たいものからいただくんだそうです。

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白いポットにあったかい紅茶がはこばれ、大きめのカップにまずミルクを入れてから、
なみなみとお茶をそそぎたっぷりいただきます。
メインは、大きな白いプレートに、卵とベーコンとグリルしたマッシュルームとトマト。
肉厚のベーコンの美味しいこと。

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そしてトーストラックにのせて、カリカリに焼かれた薄〜い食パンのトーストがだされます。
手作りの蜂蜜やジャム、バターもとっても美味しくって、ついついもう一枚と
手がでてしまいます。

配分を考えて食べないと、朝から食べ過ぎて大失敗。
だってすぐに美味しいランチタイムがやってくるんですもの・・・。
3日目の朝くらいになるとやっとそのことに気づいて、セーブできるようになりました。
とにかくイギリスの朝食は美味しので食べ過ぎに注意!
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月14日

B&B

私は、4年前にも宿泊した『ゴルタ―ズ・ミル』にお世話になりました。

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前回でのステイは、はなれのサマーハウスでのお泊りだったので、
まるで自然の中でいるいるような感じでおもしろい経験をしました。

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今回の旅は際になって人数が増えたので、お部屋が足らず、
私たちのお部屋は急遽穀物部屋を改装したと聞いていたので、どんなお部屋か
楽しみでした。
私たちのお部屋はみんなとは別のお外の入り口から入りました。
絵が飾られた素敵なエントランスでした。
この絵、ご主人が描いたものかしら???この絵こちらの奥様に似てる?
そして急な階段を上がると、とっても広いお部屋が用意されていました。
大きなベッドとアンティークな家具がひとつ置かれているだけ。
シンプルなお部屋に、大きな窓、小さな窓、バスルームも一面大きなガラス窓。

どの窓からは、お外の眺めが最高、

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窓が閉まらないところがあったので、翌朝よく見ると、つるバラが
入り込みきれいに咲いてくれてました。
自然をとっても近くに感じる素敵なお部屋でした。

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ひつじの鳴き声で目が覚め、あまりにも鳴くのでお外を見ると、
なんと私たちのお部屋の下で羊さん達が大集合。

そしてにぎやかな鳥のさえずり、
ちょうど私たちのお庭側の窓の下の鳥のえさ台があり、
毎朝たくさんの鳥がやってきました。
『餌、ちょうだいちょうだい』って鳴いてるよう、
おねだりのさえずりは、やかましいほど・・・。
すると奥様が餌をやるフィーダー(feeder)という器にたっぷり餌をいれて
うれしそうにお庭にでてきました。

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そうそうガーデンセンターでたくさんの鳥の餌を売っていました。
日本ならペットコーナーにあるのに、なんでガーデンコーナーにあるのかしらと
不思議だったのですが、野鳥に餌をあげる為だったのね。
なぜ?
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2011年06月07日

チェルシーフラワーショー/ファッション

そうそう出展者や来場者のファッションを見てるのもとても楽しいです。
出展者は、作品のイメージにぴったりのファッションです。
私もいつかこんな人になりたいなあって思っています。
販売ブースのお兄さんもおしゃれな人ばかり・・・。

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そして来場者のファッションもおみごと!

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私が選んだ今年のベストドレッサーショーはこのお二人のご婦人です。
一人は大きなお花のモチーフがついた白い革のバッグを肩に
真っ赤のジャケットと花柄のスカートが素敵!!
もう一人は、青と緑、黄の色の組み合わせのセンスが抜群、
そしてなんといっても品の良さがピカイチ!!

何かしらお花のモチーフの小物やお花柄のお洋服を
まとった人がたくさんいるので、人間ウォッチングも楽しいです。

参加する人み―んな、この日の為にどんな装いででかけようか
一生懸命考えたのよね。
わくわくしながら考えるのも楽しかったのではないのかしら・・・。

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私も手持ちのお洋服の中で、このショーにふさわしい
ファッションを考えて参加しました。
ピンクのパンツに光沢のあるグレーのコートとショールで・・・。
日本じゃ絶対着て歩けない派手なコーディネートですが、
チェルシーでは気分最高でした。
私のファッションにぴったりのコーナーがあったので思わず記念撮影。
黒の自転車、ピンクのジョウロが素敵です。


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ちなみに、今回のツアーで参加されたお客様もみ―んな素敵な装いでした。
日本人ベストドレッサーショーは、ブルーのコートと紫のお洋服が
とってもお似合いのFさん。
青いコートと紫のインナーが、お花の色にぴったり!

                    Miyamoto

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2011年06月05日

チェルシーフラワーショー

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コンサバトリ―や温室、ガーデン関係の家具や小物のブースも
いっぱいありました。
ウエリントンブーツや作業手袋など最新のガーデンファッションの
お店もいっぱい。
寿子さんと、おそろのガーデンブーツを購入。
サイズがなくって、後日日本に送ってくださることになりました。
一緒にイギリスに来たお客様の中で、翌日からカッコよく履いてた方も
いっらしゃいました。
また、お花モチーフの手作りアクセサリーのお店がありました。
どのアクセサリーも一点もので、ハーブのお花や葉っぱなど
さりげなく素敵なものばかりで見いってしまいました。
寿子さんと今回の記念に買うことに・・・。
そしてはるかちゃんやくまちゃんにお似合いのペンダントもあったので
おみやげに買いました。
イベントの時にみんなでつけると、かっこいいー。
ここのアクセサリー、偶然ハーブの会のメンバー達も買っていて、
バスの中で見せあいっこをしました。
みんなそれぞれ、よくお似合い!
また本や絵画、植物やお庭に関するものばかり並んでいて
お庭好きの私達には、時間とお金がいくらあっても足らない一日でした。

Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェルシーフラワーショー

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日本では見たこともない巨大なテント。
『マーキー』と呼ばれる巨大なテントの中は、
栽培家たちが新種を発表したり、
樹木や花や野菜などのナーサリィーが
いろいろな趣向をこらして展示しています。

どのブースも美しく見ごたえがあります。

黄緑色のカラーリーフでまとめたナーセリィーのお庭、
お花でお洋服を作ったり、お花のゾウさんも面白かったです。
ラベンダーやヒヤシンスのナーセリィーのブースでは、
日本では見たことのない色のお花もありました。
もみじや盆栽のコーナーもありとあらゆる植物が展示されています。

あまりにも広くて、自分がどこにいるのかわからなくなるほど・・・。
ついついお花に見とれて、人とぶつかってばかりでした。
『I’m sorry』が上手に言えるようになりました。

Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェルシーフラワーショー2011

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27日(金)、英国王立園芸協会(RHS)が主催する世界的に有名な
フラワーショー 『 Chelsea Flower Show 』 へ行ってきました♪
イギリス国内はもとより、世界各国から人が集まってきているので
会場に向かう通りから人、人、人!!!

お外には、素晴らしいショーガーデンの数々。
とくにメダルを受賞した展示の前は人だかりで
口々に「Lovely!」 「 Beautiful 」を連発していました。
金・銀・銅賞作品にはその表示がされていますが、
テーマ、デザイン、カラースキーム、技術力、どの作品も超一流!
特にカラースキムは、どの作品も目を引くものばかりです。
植物だけでこんなにも表現できるのかと、カメラで撮りまくりました。
ため息が出るような、見ごたえのある素敵なお庭ばかりでした。
チェルシーは今回で5回目。
以前はけっこうかわいいコテージガーデンがいくつかありましたが、
最近はエコロジカルなものや、モダンなデザインが多くなったと思います。
それと、ハンプトンコートショーとの格の違いもあらためて感じました。
ハンプトンはどちらかと言うと、ゆったりとして気軽なファミリィー向け、
チェルシーはハイソな感じです。
特にショーガーデンの作品は、ハンプトンとはお金のかけようも
レベルも違い、チェルシーはとってもラグジュワリィー感があります。

ガーデン好きにはたまらない、夢のような一日でした。
あっという間にイギリス一日目が終わりました。

Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 04:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月03日

イギリスの旅

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昨日、イギリスから戻ってきました。

今回の旅は、GARDENSの10周年を記念しての
『チェルシーフラワーショー&英国ガーデン巡りの8日間』の旅。
GARDENSのお客様28人と寿子さんと私の計30人。
お庭好きの仲間との英国の庭めぐり旅は、最高に楽しい旅でした。
庭好きの女性ばかりが集まっていたので、みーんな最初から最後まで
テンションあがりっぱなしの旅でした。
お疲れがでてないかと心配してましたが、ご近所のNさんは午後から
お庭でお手入れをしてたそう、元気でなにより・・・。

GARDENSとはお庭友達のこと、お庭をとおして人と人の輪が広がり、
あちこちに幸せの花がいっぱい咲きますようにと付けた社名です。
その名の通り10年間でたくさんのお庭と人との出会いがありました。
今回の旅行もガーデンズマーケットの会員さんにお声掛けをしたら
すぐに定員いっぱいに・・・。
そして今回の旅でも出会いがあり、人と人の輪が広がりそして
幸せのお花が満開だったと思います。

これも参加された皆様のご協力と、ワールドブリッジの栃木様、
そして現地ガイドの木島様のすばらしいサポートあってのこと、
深く感謝申し上げます。

思えば1997年8月、あの素敵な吉谷桂子さんが
『チェルシーフラワーショー』を日本で初めてリポートしたNHKの番組を
偶然見た時、すぐ決めたんです。
絶対翌年イギリスに行こうと・・・。
番組が終わって即座に友人に一緒に行こうと誘いの電話をかけ
その日はテンションが上がって眠れなかったのを覚えています。
翌日、英国王立園芸協会に電話をして、会員になる手続きをし、
10月にはショーのチケットを予約、12月には手元にチケットが届き
ルンルン気分で春が待ち遠しい冬をすごしました。
そしてあこがれのイギリスへ・・・。

あれから14年、寿子さんと出会って、そしてイギリスの庭めぐりの
旅を何度か楽しみました。

今回の旅は今までの旅の集大成。
この旅の出来事を今日から少しずつご紹介していきたいと思います。
どうぞお楽しみに・・・。


Miyamoto
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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