通りからフロントガーデンを覗きこんでいたら、
そのお家の奥様とご主人様がガーデンセンターで
買った花苗をさげて帰ってこられました。
『中に入ってお庭を見てもいいですよ』とお声をかけて下さり、
私たちは、通りからお庭の中へ・・・。

お庭を見ていると今度は奥様が『よかったらお家もどうぞ』と・・・。
お言葉に甘えて、玄関ドアをあけるとそこはリビングでした。
次のお部屋はキッチン、そしてサンルーム。

お庭に突き出るように増築されたガラス張りのお部屋は、
居間やキッチンなどと扉で通じているのが一般的で、
温室を兼ねた 寛ぎスペースです。
英国ではコンサバトリーと呼びます。
最近お家を購入してリフォームしたばかりだそうで、
コンサバトリィーには床暖房を入れたそうです。
気持ちよさそうな空間です。
メインのリビングとして活用しているみたい・・・。
日々、お庭を眺めて暮らしているのですね。うらやましい。

お庭から見ると3軒長屋の真ん中。
ピカピカのコンサバトリーでした。

コンサバトリーを出ると奥に奥にとても長いお庭がありました。
お庭の方も、いろいろな果樹やお花を植えたばかり・・・。
奥様、ガーデニングのお教室に通っているところだそうです。
奥様と植物談議に花が咲きました。
英語がダメな私でも、草花のことだけは話が通じます。
世界中どこへ行っても大丈夫かも???
そうそうお家の中が、とても方付いているのにはびっくりしました。
キッチンのカウンターの上には何もなくすっきり。

いつなんどきでもお家の中に人を通せる…。
ガーデンセンターから帰ってきたばかりで、急いでお方付けしなくても
人を招くことができるなんて・・・。
街の散策をしながら、フロントガーデンを眺めていると、
カーテンもしていないので、ついつい窓の中を覗きこんでみたくなります。
窓ごしに見えるどちらのお宅のお部屋もとっても方付いていました。
イギリス人は収納上手なんですね。
私なんか不意のお客様が来ても、お家の中が散らかってて
どうぞなんて言えません。
暮らしぶり、見習いたいものです。