2011年07月30日

ハーブティー

このところ毎朝、ハーブティーを作っています。
冷たく冷やしていただくと、さっぱりしてて美味しいと
スタッフやお客様に大好評です。
「どうやって作るの」ってよく聞かれますが、作り方は
いたって簡単です。

まずお庭にあるハーブを摘んで、軽く水洗いします。
摘みたてが美味しいと思います。
水気をとり、葉っぱを適当に指でちぎって器に入れます。

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沸騰したてのお湯をティーポットに注ぎます。
ふたをして2〜3分むらします。
お湯がきれいな黄緑色になってきたら葉っぱをだして出来上がり。

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今日のブレンドは、『レモンバーム』『レモンバーベナ』と
『レモンタイム』『レモンマートル』と『アップルミント』です。

レモン系のハーブは、『レモングラス』をはじめどれも飲みやすい
ので、その日の気分でいろいろとブレンドしています。
量もホント適当です。
夏は『ミント』を入れると、さわやかな香りも楽しめ、とても
さっぱりしたお味になるので必ずミントはブレンドしてます。

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やっぱり夏は、ガラスのティーポットやカップがおすすめです。
麦茶もいいけど、ハーブティーも案外美味しいので
むつかしく考えずに、試してみてください。
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2011年07月28日

ルームフレグランス

フランス「Mathilde M」(マチルドエム)の香りのオーナメント。
白く柔らかい素焼きの陶器に香りを染み込ませたものです。
リボンを通してそれだけ吊るしてもかわいいのですが、
白っぽく乾燥したユーカリがあったので、束ねていっしょに
さりげなく吊るしてみました。

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もちろん、バラの香りです。
扉を開け閉めするたびに、やさしい香りが漂ってきます。
いい気分・・・。

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いろいろなルームフレグランスがありますが、
Mathilde Mの香りのオーナメントは、お手頃価格で、見た目も素敵で
いい香りがするのでおすすめです。

ルームフレグランスと言えば、今日の私の車の中はラベンダーの香りです。
お客様のお庭のお手入れでカットしたラベンダーを積んで帰ってきたから・・・。
ハーブをカットしたら、捨てないで車にのせて香りを楽しんでいます。
車の中はハーブを乾燥させるのにも適しています。
今の時期なら2・3日できれいに乾きます。
香りも楽しめて一石二鳥です。

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2011年07月24日

龍安寺

京都で時間があったので、石庭として有名な龍安寺に寄りました。
車を降りて、お庭に足を一歩踏み入れた瞬間から感動。

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手入れが行き届いていて、「透けて見える」美しい庭・・・。
枝と枝の間から、葉と葉の間から・・・透けて透けて・・・、
重なって重なって…透けながら重なる緑もまた美しい。

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見た目に美しいというだけでなく、心の奥底に響くなにかが・・・、
物の表面をなぞるのではなく、しみ込んでくる美しさ・・・。
日本人であるからこそ感じることができるのでしょうか。

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世界的にも知られる三方を土塀で囲まれた枯山水の平庭。
白砂と石だけでつくられた簡素な禅庭。
縁に足を投げ出して座り枯山水を眺めていると、
時を忘れてしまいます。

イギリスから帰ってからも頭の中はずっとイングリッシュガーデンでした。
でもここに来て、日本のお庭の素晴らしさをより感じることができました。。
イングリッシュガーデンは色彩の庭、日本庭園は色彩がなくても十分美しい。
イングリッシュガーデンは、音楽が聞こえてきそうな雰囲気に対して、
日本のお庭は静寂。
どちらの国のお庭もいいですよね。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 00:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月22日

展示会

寿子さんとはるかちゃんと3人で、仕入に行ってきました。
毎年年2回開催される展示会、今回はこの秋から冬・春にかけての
苗やガーデン資材がいっぱい・・・。
出展メーカーの数も来場者も多く、とってもにぎわっていました。
朝から休憩もせず、お昼ご飯も食べず5時間近く、会場内を歩きまわり、
ガーデンズマーケットや、ガーデニング教室の為に、新商品や珍しい苗
などたくさん注文してきました。

垂れるタイプのティアレラ、

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寄せ植えに使うのが楽しみです。
そしてパンジー・ムーランフリルルージュやかわいいフリル系のビオラ、
ラビット系のビオラも10月から随時GARDENSに届きます。

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今年もおすすめの黒色のお花のチューリップ、たくさん仕入れました。

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他にもかわいいパッケージ入りのGARDENSセレクトの球根。
かごや素焼きの植木鉢も10月から、いっぱい入荷してきます。

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楽しみにしていてくださいね。
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2011年07月20日

ホワイトレースフラワー

台風の風にお庭のお花達があおられてかわいそうだったので、
カットしてお部屋で楽しんでいます。

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これは、『ホワイトレースフラワー』です。
白い小さな花が放射状に線香花火のように咲いています。
大きいお花は、15cmぐらいのものもあります。
蕾の黄緑色から咲くと白色へ、そして又、黄緑色に変化します。

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学名 Ammi majus
(英名)Queen Anne's Lace、Bishop's Weed
(和名)ドクゼリモドキ(毒芹擬き)
セリ科アミ属
耐寒性1年草、または2年草
草丈:100〜180p
開花期:4〜6月
原産地:地中海沿岸地方

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ニンジンの葉と花によく似ており、草丈が1m以上ととても大きくなります
お花ひとつ見ればレースのように可憐なのですが、GARDENS西庭の
狭いボーダー花壇では、大きく育ち過ぎ、なぜかぐにょぐにょ曲がって
やっかいだなあっと思っていました。

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小さなお花ばかりカットしたものを、花瓶にさしました。
なんだかいい感じ・・・。


朝からお客様から、木が折れたり、倒れたりの電話がかかってきて心配です。
GARDENSのプラタナスも折れちゃいました。
台風さん、どうか木やお花さん達をいじめないでね。
何事もなく朝が迎えられますように・・・。

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2011年07月19日

吉谷桂子さん

吉谷桂子さんの講座のテーマは『美しい庭と特徴的なデザイン』
2・3日前にイギリスから戻られたばかりだというのに、疲れた様子も見せず、
今回の講座の為にかなり準備されていて素晴らしい内容でした。
先週の金曜日に行った…という具合にホットな情報を、きれいなお庭の
スライド写真を交えてわかりやすくお話しして下さいました。
一言、『美の究極は普遍性と個性にあり』でまとめられていました。
ガーデン・デザインには新しいとか古いとかはなくって、個性的で普遍性のある
デザイ ンの素晴らしさをまず理解しなければならないと思いました。
もっともっと勉強しなくては、ここの域に達せません。
それから、イングリッシュガーデンの傾向は「色より形」になってきたということ、
私も今回のチェルシーフラワーショーで、強く感じていたところです。
おかげで感じたイメージが、きちんと整理できました。
さすがセンスがひいでている吉谷さん、美への追求はすごーい・・・。
吉屋さんのデザイン力やセンスは、もって生まれたものだけではなく
勉強され努力されているからなのだと思いました。
そして、装いもとっても素敵でした。
『夏はホワイトって言ってたわ…』、と吉谷桂子さんの今年のイギリスツアーに
参加した友人から聞いていた通りでした。
白い麻のシャツに白いパンツ、サンダルまでもが白でした。
そして大ぶりのお花のペンダントがアクセントに・・・おしゃれでした。
お声も素敵で、お花の名前をどわすれしても許せちゃう・・・。

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記念に『小さな庭のためのガーデニング術』という本を購入して
サインをしていただきました。
くるくるっと吉谷さんらしいキュートなサインです。

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帰りの飛行機の中で隅から隅まで熟読しました。
本の中で、ガーデニングファッション講座のページがあり、
吉谷桂子流庭仕事スタイルが紹介されていました。

私も、いくら汗や土で汚れるとわかっていても、お気に入りのものを身に
つけ、自分なりのスタイルで、一日いい気分で過ごしたいと思っています。
だから、彼女のスタイルはいつも要チェックです。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 17:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月17日

英国庭園のお勉強

16日17日と東京でRHSJ(英国王立園芸協会)主催の集中講座を受けてきました。
飯田橋の駅のすぐそばの会場で行われたのですが、10年前に寿子さんと一緒に
一年間毎月通ったRHSJの講座と同じ会場でしたので、懐かしかったです。
今回のテーマは『今改めて英国庭園を知る』でした。

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英国庭園史からはじまり英国庭園の用語、植物、デザイン、トレンドまでもりだくさん。
庭園史は赤川裕先生、用語は小嶋めぐむ先生、植物は二宮孝嗣先生、
美しいガーデンとデザインは吉谷桂子先生、トレンドは館林正也先生でした。
どの先生も自分のお考えを交えた素晴らしい内容だったので聞き入ってしまいました。
あまりにも面白いお話ばかりで、あっという間の二日間でした。
イングリッシュガーデンには英国の気候風土や英国人のライフスタイルを含めた
文化、伝統が根底にあるということ、そして時代の新しい発想を適宜取り入れて
変化し続けているということをあらためて認識しました。
そしてもっと英国庭園を勉強しなくては…と思いました。
と同時に、日本庭園も、もっともっと勉強して、日本人として、
これからの日本の文化としてのお庭を作っていかなければならないと思いました。
また勉強したいことがいっぱい増えました。
日本中からたくさんの人が集まってきていました。
新しい出会いもあり、有意義な二日間でした。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

ニューガーデンズスクール

ニューガーデンズスクールの7月のテーマは『ハーブ』。
ハーブインストラクターの野崎先生のご自宅で、まずお庭を
見せていただきました。
100種類以上のハーブを育てていらっしゃって、マートルのお花や
マロウのお花、ニンジンボクのお花がきれいに咲いていました。

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板塀にはブラックベリー、パーゴラにはぶどうが実っていていました。

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生徒さんは、素敵なお庭に感激していました。

そしてお家の中で、育てやすいハーブや簡単な利用方法を教えていただきました。
ベリィーちゃんもいっしょにおじゃましました。

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ハーブを育てている人は多いものの、実際に利用している人は少ないですよね。
先生が用意してくれたおしゃれなお茶と、お菓子。

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レモンマートルのハーブティー。
葉っぱをカップに入れてお湯を注ぐだけ・・・とっても簡単!
葉っぱをハート型にカットするとかわいいです。
さすがのんちゃん先生。

ケーキの下にしいているのは、ゼラニウムの葉っぱ。
手作りのバラのジャムをのせて・・・。

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マシュマロにバラのジャム、これもかわいくって美味しかったです。
何より、簡単でおしゃれなおもてなしです。
みーんな、ジャムにして美味しく食べられるバラを育てたいと思ったようです。
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2011年07月15日

シャンデリア

今回のイギリスの旅では、妄想がどんどんふくらみました。
お庭だけではなく、インテリアや暮らしぶりまで・・・。
戻ってきて一番にしたこと、たまたま仕事で神戸にでかけたのもあったのですが
芦屋の『ブランドジュリエ』に寄って、前々から気になっていたシャンデリアを買いました。
だってイギリスでは、お庭がきれいに見える窓のあるお部屋には、
必ずシャンデリアがあって、とっても素敵だったんですもの。

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電気屋さんに配線が露出しないようにお願いしてつけてもらいました。
天井も高いし、そもそも、天井にひとつも照明器具のない我が家、
施工が大変でしたが、無事3人がかりで、リビングにシャンデリアがつきました。
きれいにつけてくださってありがとうございました。

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やっぱりいいですね。
あかりをつけると、幸せな気分になります。
今まで何にもない空間でしたが、シャンデリアをつけたらお部屋が華やかになりました。
我が家もシャンデリアの付いたお部屋の窓から見えるお庭になりました。
次は、・・・。
また妄想がふくらんできました。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 05:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月13日

サンフラワー マタニティークリニック

7月2日に開院された『サンフラワー マタニティークリニック』さんの
エントランスやインドアのグリーンのデザインのお仕事をさせていただきました。

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シンプルなデザインの外観でしたが、エントランスには、あえてぬくもり感のある
素焼きのコンテナを使いました。
お玄関ドアの両サイドには、イタリア製のつぼ型のコンテナに実付きのオリーブを。
そしてGARDENS定番のリムポット入りのつげをポンポンとおいてあります。

1階の待合ホールには3メートル以上もある大きな個性的な形のグリーン。

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キッズコーナーにはまーるいフォルムのコンテナに『アビス』。
そして傘のような形の『アルテシーマ』。

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飾り棚にはフォルムのユニークなグリーンを組み合わせて飾りました。

2階の談話室のインテリアは、黄緑色とオレンジとこげ茶の椅子が並んでいて
ポップな感じです。

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植物もインテリアのカラーに合わせて、黄緑色系のものを選び、コンテナは白。
他にもいろんなコーナーにグリーンをおいてあります。

こちらの病院、今までの病院のイメージではなく、まるでリゾートホテルにきたようです。
お産されたママの為にヘアーサロンや、エステルームも用意されています。
こちらのお部屋はもちろんアジアンなイメージでグリーンを飾りました。
こんな素敵な病院でママになれるのいいですよね。

他にもいろいろなコーナーにグリーンをしつらえさせていただきました。
生命感あふれる観葉植物を飾ると、そこのコーナーがパーッと明るい雰囲気になりました。
きっとこの病院を利用する人たちをほっとさせ落ち着いた気分にさせてくれるでしょう。
グリーンさん達、たくさんの元気をわけてあげて下さいね。よろしくね。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 06:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

アイアンの扉

コッツウォルズのお家のフロントガーデンの入り口には、たいてい扉がついています。
木で作った素朴な扉もありますが、ほとんどが アイアンのものです。

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アイアンの扉越しに、手入れの行き届いたお庭が見えてとっても素敵です。
カールのかかった装飾性の高いもの、シンプルな直線的なデザインのもの、
パーツの太さもいろいろで、重厚なものから きゃしゃのものまでいろいろとあります。
同じ村内では、作っているところが同じなのでしょうかテイストが似ていました。
バイブリィーで見かけた扉はカールの模様が素敵でした。

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チッピングカムデンで見かけた扉は重厚でした。

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アパー・スローターで見かけたシンプルな扉。

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よく見ると、何度も何度も塗装して分厚くなっていました。
ガーデンズの入り口の門扉もイギリスのアンティークなのですが、
塗装しようとペーパーをかけて見ると、何層もあり下から青色がでてきました。
イギリスの古い建物の鉄柵などはペンキの厚さだけで1cm以上あるそうです。
毎年塗装してると仮定したら、100年だと100回重ねて塗装していると
いうことですよね。
メンテナンスしながら使うことで、より味がでてきてるんですね。
日本のアルミの門扉は、メンテナンスしないでもいつまででもきれいですが、
やはり味気ないですよね。
日本も昔の人は、メンテナンスしながら、何でも大切に使ってましたよね。
私たちは、メンテナンスフリーのものばかり追求しすぎかもしれません。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 03:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

教会 教会 教会

夕食のレストランに向かうバスの中で、「朝ごはんもランチも美味しくって
つい食べすぎちゃって、お腹がすいてないわ。」とガイドの木島さんに話しかけると
「じゃあ夕食の時間ずらして、教会に行きましょうか」って・・・。
今回のイギリスの旅は、木島さんがその日のスケジュールを私達の意見を聞きながら
臨機応変にアレンジしてくださったので、毎日充実したとても楽しい旅となりました。
なんで教会なの?と思いながらバスを降りて木島さんに連れられ歩いて行きました。
教会はどの村にもあり、その村で一番古い建物であり、最高の建築物だそうです。

教会のお外には芝生のきれいな墓地が広がっていました。

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ベンチも置かれていて公園みたい・・・。

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ベンチには寄贈した人の名前が記されていました。

イギリスでは、遠足で子供たちが教会に来て、ここでお弁当食べたりするそうです。
日本の墓地のイメージとは大違い。

そして教会の南側に埋葬するので、敷地いっぱいになったら前に埋葬された人の上に
重ねて埋めるので、南側の墓地がどんどん高くなったのだそうです。
墓石に刻まれた文字を読むとおもしろいことも教えてくれました。
日本だったら××家の墓くらいしか刻まれていないけど、
イギリスのお墓は亡くなった人がどんな人だったのかを知ることができるそうです。
例えば、おしゃべりな人だったのか、『この女は死んで初めて口を閉じた・・・』と
ユーモアたっぷりに書かれていたことも・・・。
シェイクスピアのお墓には、墓泥棒を意識して『この墓を暴くものに災いあれ。』と
刻まれているそうです。

また、どの墓地にも必ずと言っていいくらい大きなイチイの木があるそうです。

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イチイの実に毒性があるので、この木を植えることによって、
羊や牛などの害を教会から遠ざけたといわれているそうです。
30分くらい歩きながら、木島さんのお話を聞いていたらお腹がすいてきました。
夕食も美味しくって、また食べ過ぎてしまいました。
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2011年07月08日

アパー・スローター

コッツウォルズ最終日の早朝、アパースローターへ散歩にでかけました。

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赤とピンク色のバラが咲いていた赤い車のお家を横目に坂を下って行くと、川が流れています。

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雨が降れば渡れなくなるという小さな橋を渡ると、民家や農家がひっそりとたたずんでいます。
前日雨が降ったせいか水嵩が多くて、本当に通行止めになっていました。
普段でも、道は水没していてフォードと呼ばれ、車は浅瀬をざぶんと走りぬけるそうです。
日本ならとっくに橋にしてしまうところでしょうね。
大きな車も入れないので観光には無縁な村、それだけに静かで落ち着いた雰囲気は際立っています。
ここは緑に囲まれた絵本の世界。

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お家の前で鴨さん達がお散歩中。

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よく見かけるキノコのような形の石のオブジェが置かれたお庭。
昔、ねずみ返しとして納屋の土台に使われていたもので、
お庭のオブジェとして人気があるようです。

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あこがれのアルケミラモリス。うらやましいほど咲いていました。
川を望むひっそりとした場所にベンチがぽつり。だれがおいたのでしょうか・・・。

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川べりには黄色いアイリスが咲いていました。

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門番の猫さん、じっと私たちを見てました。
どこの村にでもある、教会。

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それぞれのフロントガーデンにはテーマがあります。

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ジャスミンコテージと書かれたプレートの横に咲いていたピンク色のジャスミン。
ライムストーンの塀の天場には定番の多肉植物。

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どこを見ても美しい・・・!
心が洗われるような気がします。
でもここに暮らす人たちはこの美しい風景が日々の暮らしにとけ込んでいて、
あまりにもごく当然のことなんですよね。
季節が来れば毎年同じところに同じお花が咲いて、鳥さん達がやってきて・・・。
ここで暮らす人たちは、きっと穏やかな人ばかりでしょうね。
本当に気持ちのいい朝のお散歩でした。

利便性ばかり求めてきて、大事なものを忘れそうになっている日本。
この大事なものをもっと大事にしたら、いろんなことが見えてきそうな気がします。
日本に帰ったらのんびり過ごす一日を持ちたいなあって思いました。
時には、今やっていることの手を止めて、自然の中にとびこんでいくことも
必要だと・・・。
そうすれば何か見えてきそうな気がします。
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2011年07月07日

ローワー・スロータ


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『ローズ・オブ・ザ・マナー』から美しい自然に包まれたフットパスを2km程歩くと、
小さな村ローワー・スローターにたどり着きます。
村の中を流れる、浅くすんだ川には優雅に鳥さん達が泳いでいます。
なんて静かな村なんでしょう・・。

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時間が止まったような村です。
とってもゆったりとした気分になりました。
両サイドにはコッツウォルズストーンで出来たとっても可愛らしいお家。

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壁につたわったバラやハニーサックルのお花、一軒一軒どのお家も素敵なので
みとれてしまいます。

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赤い電話ボックスまで絵になる風景です。

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フロントガーデンのボーダーがきれいだったお家。

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2匹のワンちゃん、ご主人様の帰りを待っているのかしら…?

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カメラを向けても動じない鳥さん。

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お庭番をしていた黒ネコさん。

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どこを撮っても絵になります。
シャッターをきりながらどんどん歩いていたら、気がつくと3人だけに・・・、
み―んなとっくに帰ってしまっていました。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月06日

フットパス

『ローズ オブザ マナー』からフットパスと言われるお散歩道があります。
Footpath(フットパス)とは、遊歩道で、英国ではフットパスが網の目のように
張り巡らされています。
食事まで時間があったので、コッツウォルズでもなかなかの人気ルートだと言われている
ロウアー・スローターまでのフットパスをお散歩しました。

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川を渡って、羊が逃げださないように作られたゲートをぬけると自然に包まれた牧草地。
気持ちいいーって深呼吸しながら感動してると、足元には羊さんの落としものがいっぱい!
踏んでしまわないように注意しながら下ばかり見ているとなかなか前に進めません。

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やっぱり私たちの格好は場違い…、途中で出会った犬の散歩に来ていたファミリィーの
姿は、イギリスの風景にとっても溶け込んでいました。

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なんとか村の入り口のゲートにたどりつきました。
このゲート、Kissng Gateって言うらしい・・・、恋人たちがデートの後、
ゲートを挟んでキスして別れるところからキッシングゲイトと呼ばれているそうですが、
ロマンチックなイメージより、羊の糞から逃れられる幸せって感じです。(笑)

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後で思えば、川で水遊びをしてるんだと思った赤い長靴の親子は
川で羊の落とし物がついた長靴を洗っていたのかも・・・?
マナーハウスに戻って、芝生に足を擦りつけてもなかなかとれす、
入口に置いてあった道具の使い道がよくわかりました。

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羊の糞を踏んだのは初体験、とても面白い経験でした。
今度、イギリスに来たら、現地人みたいにバーバー着て、ちゃ―んと長靴はいて
フットパスを楽しみたいなあって思います。

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英国人の趣味と言えば、ウォーキング。
英国人には自然と遊ぶゆとりがあるんですね。
こんなに美しい自然が身近にあるのですから、歩きたくなるということかしら・・・?
こんな自然をちゃんと残してきた英国人はすごいですよね。
そして、お家やお庭だけでなく、普段の暮らしすべてを普通に楽しんでいて、
日本で失われつつある、お金では買えない普段の暮らしの豊かさ、心の豊かさがあります。
仕事仕事と今までやってきたけれど、本当は心の遊び方を知らなかったのだと思います。
私も少しでも心の豊かさを感じて暮らしたいと思います。
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2011年07月05日

ローズ・オブ・ザ・マナー

コッツ ウォルズの最終日はを華麗なマナーハウスであるローズ・オブ・ザ・マナー。
※マナーハウスとは、昔貴族が使っていたお屋敷などを現在ホテルとして使われているものの事です。
1649年に建てられたアッパー・スローター領主の館を改築したホテルです。

バラのローズだと思っていたら・・・。

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広大な緑の敷地の中に重厚な館。

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マナーハウス全景・・・・広い敷地に重厚なたてものがしっくり。
とにかく建物、庭の雰囲気は最高です。まさに中世にタイムスリップしたようです。
フロント・ガーデンは、アフタヌーンティーも楽しめます。

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バック・ガーデンはお花が咲き誇っています。

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中庭の真ん中には古井戸が・・・。

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どのお庭もステキな庭で、手入れが行き届いており、貴族の館とよく合います。

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1階のサロンです。

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2階のお部屋に案内されました。
お部屋の名前、素敵な名前だけれど覚えられなくって・・・。
インテリアもクラシカルにしてモダンな貴族風。
アンティーク家具がステキ!
窓からの眺め絶景です。

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カーテンのフレンジが大人かわいくって素敵でした。
クッションやランプなど調度品すべてがお洒落で、センスよくまとめられています。

寝心地のいいベッド

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お庭の眺めのいいゆったりとしたバスルーム。

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アメニティーはロクシタン。

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窓をあけて雄大な風景を見ながらゆっくりバスタブにつかり、妄想にふけました。
日本に帰ってからの我が家のインテリアの改修計画の夢がどんどん膨らみました。

全てのお部屋が違うインテリアで、それぞれのお部屋を見て回るのも楽しいものです。


ディナーは、ドレスコードで!

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そして、なんと、ここの自慢は実はお料理!

イギリスの料理不評も、ここでは吹き飛びます!。

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味付けも、あっさりしていて、量も適度で日本人好みのディナーでした。

一夜だけでしたが、とっても優雅な時間を過ごすことが出来ました。
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2011年07月03日

ダイヤルハウス

ボートン・オン・ザ・ウォーターには、観光バスがたくさん停まる大きな
駐車場があります。
そこから石垣の間の道を通り抜けると、この町のランドマーク的ホテル
『ダイヤルハウス』前に出ます。

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お花がきれいに咲いててかわいい前庭です。
今回は、こちらで念願のランチをいただきました。

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お食事、とっても美味しかったです。
いつもお外から眺めるだけの建物で、中に入ったのは初めてでした。
外観もさることながら室内のインテリアも素敵でした。

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特に壁面に絵のように飾ってあった鏡がとってもおしゃれでした。

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鏡ひとつひとつステキです!

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小さくってふちどりがかわいい鏡。

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エッチングが素敵な鏡。

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今回の旅は、インテリも素敵なところが多く
お庭だけでなくいろいろと楽しむことができました。
そして妄想が膨らむばかり・・・。
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2011年07月02日

ハニーサックルのお花


お庭に咲きほこる『ハニーサックル』のお花。
イングリッシュガーデンの定番風景です。
静かに甘い香りをただよわせています。

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玄関ポーチや窓まわり、ハニーサックルで覆われていました。
香りを楽しんでいるのでしょうか。

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低木状に育つものもありました。

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180種ほどの原種からなるハニーサックル。
その名は、花にたくわえられた蜜をミツバチが吸いにくることに
由来するといわれます。

ヨーロッパでは花をポプリにしたり、茎や花を煎じて飲んだりと、
ハーブとしても生活に取り入れられています。

以前、イギリスのジョー マローンのお店でいろいろと香りを試したら、
一番好きだったのが『ハニーサックル&ジャスミン』の香り。
ナチュラルでやさしい香りです。
私にとっては昔なつかいしい香り・・・。
今でもボディーローションを愛用しています。
自分へのご褒美の日だけ、使っています。
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