今回の旅の一番の目的である冬のベス・チャトー・ガーデンズへ行きました。
アリスさんとLiverpool Street Stationで待ちあわせて、列車に乗って
Colchester Town駅で下車。
そしてタクシーで、15分。
お庭に入った途端、冬枯れの庭の美しさに感動!!!


お庭の構成、冬色の美しさ、冬枯れの植物の立ち姿の美しさ・・・。
言葉にはならないほどの感動を覚えました。
以前来たのは5月の終わり、花々しかったお庭のイメージとはうって変わって、
冬のベス・チャトー・ガーデンズ、最高です。
いっさい潅水をしないというクラベル(砂利)ガーデンの植物達は、
根を地中にしっかり張ってるせいか冬姿も立派でかっこいいのです。


人なつっこいネコちゃんがお庭を案内してくれました。
エントランス横のクラベルガーデンの方は自由に見学できたのですが、
メインガーデンの方は冬はクローズで中には入れず外から見るだけ・・・。

ああ残念って思いながら、べス・チャトーさんのお家の方に歩いて行くと、
なんとべス・チャトーさんがお家からでてきたんです。
雑誌の中でしか見たことなかった人が目の前に・・・、夢みたい!
私にとってはガーデンの神様みたいな方です。

彼女の方からハグをして下さりしっかり手を握ってくださいました。
彼女の暖かいぬくもりを感じながら夢心地、
なんだか私にガーデンデザインの神様が降りてきたような気分になりました。
正月早々ラッキー。今年一年いいことありそうです。
そして、苗売り場やショップを見て回って併設するレストランでランチをしました。

イギリスのガーデンでランチのおすすめと言えば『自家製スープ』。
美味しいスープとパンだけで結構お腹いっぱいになります。
レストランには、べス・チャトーさんがもらったゴールドメダルがたくさん、飾られていました。

10年連続ゴールドメダルををとり続けたんですって・・・すごいですよね。
午後からもまた、お庭の中をすみからすみまで散策しました。


落ち葉さえ美しい。
落ち葉の中から顔を出す植物達の美しい生命力。

冬枯れの美しさとは対照的な芽吹いた新芽の初々しい美しさ。
お庭の植物達に魅せられて、時間がたつのも忘れます。
3時過ぎににレストランに戻ってお茶をしました。

ランチの時に気になっていた自家製ケーキもいただきました。
植物つうのアリスさんといっしょなので、お茶を飲みながらも話がつきません。
その後、苗の世話をしていたスタッフの方に手入れのこともいろいろお聞きしました。
ショップでお庭の本を買ってタクシーをよんでもらいました。
まる一日、このお庭ですごしました。いつまでいても飽きることのないお庭です。
最高に幸せな一日でした。

夕方4時前、帰り間際のお庭です。
幻想的な感じでした。
こちらのクラベルガーデンは世界一美しいのではないでしょうか。
私もこれからは、冬のお庭、冬枯れの美しさも追及していこうと思います。
そして、彼女のようにその地に合ったお庭を造らねばならないと・・・。
そう、このクラベルガーデンのように強くたくましく育った植物達が
美しくお庭を構成してくれる瀬戸内のお庭を・・・。
「世界一のプランツ・ウーマン」と称される、英国屈指のガーデナー。
「ベス・チャトー・ガーデン」は、イギリス・エセックス州にある。
1960年、この地に移った夫アンドリューとともに、荒れ地での庭づくりを始め、
四季を通じて見事な美を織りなす“奇跡の庭”をつくりだした。
チェルシーフラワーショーで10年連続金メダル受賞。
英国王立園芸協会の最高栄誉賞ヴィクトリア・メダル・オブ・オナーを受賞。
エセックス大学からは長年の園芸への貢献が認められ、名誉博士号を授与されている 。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 23:57
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