亭主は私がつとめさせていただき、5席40名の方がいらしてくださいました。
どんな茶会にするのかは、亭主の楽しみでもあります。
ガーデンズらしく薔薇づくしでのおもてなし・・・。

お部屋のなかは、バラの香り。
朝摘んだばかりのイングリッシュローズのバラ『ラジオタイムズ』さんや
『ヘリテージ』さんがとってもいい香りを漂わせてくれました。
ご近所のあつこさんのお庭から朝摘んでいただいたものです。
いつもありがとうございます。
絵皿は、1900年頃のドイツのロイヤルドルトンのお品です。
薔薇とおリボンの絵がかわいいらしいでしょ。
100年以上も前のものとは思えないほど、今見ても可愛いデザインですよね。
壁には、お軸の代わりに、ヴィンテージのバラのボタニカルアートをかけました。

バラの原種 ローザ・ガリカ。
フランスの画家(PIERRE JOSEPH REDOUTE)が1800年前後に描かれたものです。
この額は1950年頃のフランスのものです。
器もすべて薔薇の絵付けがされたものを用意いたしました。

1900年代のシェリーやロイヤルドルトン、ロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッド・・・。

まず、ローズゼラニウムで香りづけしたりんごのジュレをお出ししました。

お茶は、もちろん薔薇ティー。

ウィリアムシャエイクスピアという薔薇の花びらで作ったジャム。


レモンタイムの葉っぱを少しそえて・・・。
お湯をさすと、香りも色も素敵なお茶になります。

薔薇の歴史のお話や、薔薇図譜を見ていただいたり、

これからのシーズンのバラのお手入れまで、いろいろと薔薇の話題でもりあがり
楽しい茶会となりました。
お部屋にぴったりのカラーコーディネ−トファッションで来てくれた友人と
ツーショット↓

薔薇の香りに包まれて、ニューガーデンズでのひととき、
ゆっくり楽しんでいただけたでしょうか。