2010年02月21日

桂離宮

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桂離宮に行って来ました。
昨年、何度か応募して12月のはじめにやっと2月の見学の予約がとれました。
午後3時半からの受付で、宮内庁の方の解説を聞きながら回りました。
朝から降り続けた雨もやんで、笠をささずに見学することができなによりでした。
広大な敷地に池を中心に御殿や茶室などが点在していて、
池の周りを歩いていくと、次々と目の前の景色が変わります。
日本の「美」のすばらしさが、静かな迫力でせまってきてわくわくしました。
限られたポイントで景を見渡せるようにはなっているのですが、
すべてのものを露わにする視線がほとんどありません。
門をくぐると築地塀があったり、大きな松の木があったり・・・。
敷石を進むにつれて、また少し先にまったく異なる構図が徐々に現れて
眼を驚かせてくれるのですが、その流れは、とっても自然です。
意図された計算されたものなのですが、自然な感じなんです。
また門とそれに続く石畳に微妙な角度がつけてあったり・・・。
それがゆえにより自然に見え、空間に奥行きを感じます。
その意図は、言われて気づきました。
意図がある方が自然なんですね。
そして日本のつくり、美意識の概念ともいえる『真』、『行』、『草』。
建築物はもちろんお庭の石畳や飛び石にも見ることができました。
有名な直線的な切石の組み合わせがモダンで美しい「真の延段」、
切り石と自然石のバランスが絶妙な外腰掛前の「行の飛び石」、
並べた自然石にも遊びごころとリズムを感じる「草の飛石」。
一番見たかった園林堂前の雨落を横切る少し角度をつけた正方形の切石。
この配石の絶妙なバランス・・・。
はじめて、目で見て感じることができ感動しました。
完璧な美しさ、あらゆる視点から美適効果を計算して作られた桂のお庭は、
現代にも通ずるデザインでした。
まさに「国の宝」、日本ってすごい・・・。
頭の中が、桂のお庭で洗脳されてしまいました。

               Miyamoto


posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 04:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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