チムニーとは煙突のこと。
イギリスの古い家の屋根に長年乗っていたものです。
煙突むき出しでは格好悪いので、煙突の飾りだったそうです。
デザインも色もいろいろあるようです。

さりげなく、お庭においてあるだけで雰囲気がでます。
この丸い形の白っぽいのはかなり先が壊れてるけど、いい味わいになっています。

四角い茶色のものは、主張してないけどデ―ンと存在感があります。
お庭の中でひっそりいてくれます。
グリーンとの相性もいい・・・。
このチムニーを水受けに使ったお庭があります。
まず、ガーデンズマーケットでチムニーを買って下さって、
いつかお庭で水を使ったオブジェとして上手く利用してほしいと頼まれました。
数年経って、デザインを思いついたので作庭させていただいたものです。

壁(筒状のパイプ)からでたお水をいったんチムニーで受けて
そして真ん中の横長の穴からながれ出るようにしてます。
2段階に、水が落ちるようにしました。
お水はポンプで巡廻してて、いい水音がお庭に・・・。
イギリスでは古いものを大切にする習慣があります。
アンティークのチムニーはイギリスでもお庭で人気のようです。
この子たちは、まさか煙突の役目が終わった後、
こんな風に使われるとは思ってもいなかったでしょうね。
まして、はるばる日本まで来て、しかも高松まで・・・。