
こちらのお庭、15年前に理想のガーデンプランを作ってからの長いおつきあい。
じっくり、ゆくっり、お客様と共に楽しみながら作ってきました。
初めから完成させなくてもいいよねと、その年ごとの予算に合わせて・・・。
未完成と言っても、最初にハード面の壁面と床面はちゃんと作り、
プラスアルファーの楽しみ部分を、少しずつ。
その時々の状態も楽しめるように作ってきました。
基本のガーデンプランは、15年前に私が描いたものがあくまでベースですが、
私もお客様も年を重ねるごとにアイデアが膨らみ、お庭がどんどん進化してきました。

コンサバトリーから見える壁泉、これも当社からの計画にあったもので、5年前に作ったもの。
水受は、イギリスの煙突です。
ちょうどお客様が中国に旅行に行かれていた間に
作らせていただいたので、上海れんがで作りました。
お客様が使っていた陶器の欠けたり割れたものが捨てられずに倉庫にあったので、
ガウディみたいに割って貼ってみました。
スペインで買ってこられていたタイルと共に。

この春作ったコンサバトリー、案外、この空間、仕事がはかどるんだそうです。
来週から、お庭の木の剪定にかかります。
そして、コンテナを整理して、お庭をもっときれいにしていく予定です。
もっとカジュアルな印象だったのですが、
コンサバトリー越しに見る壁泉…
とってもシックで素敵です!
少しずつ造りこんでいくというスタイルは私も大好きで、
自分の庭もコツコツやっています。
少し作ってみて、しばらく過ごしてみて…
感じた事、やってみたい事を取り入れていく。
楽しい作業ですよね♪