また、スウェーデンの旅のお話に戻ります。
町のはずれにある「コロニー」と呼ばれる借地小庭園(市民農園)を見学。
金網で囲まれている住宅街って感じ…。↓

公民館的な建物に、地図と借主さんのお名前が貼ってありました。
ここでの、コミュニティーがしっかりしているみたいです。


ひと区画50〜60坪の土地で、そこに自分で建てた小さな小屋と、お庭と畑。
貸農園というと畑を借りる感覚ですが、どう見ても、お庭のある暮らしを
楽しんでいる、庭を借りるっていう感覚です。

コロニーは、街中で暮らす人たちが自土や自然とふれあい、
静けさの中で心の休息を取り戻すようにと、考えられた国の政策だそうです。
年間5万円程度で借りることができるんですって・・・。
お安いですよねえ。みーんな借りたくなりますよね。
それと、コロニーはあくまでも通ってくるところで、
住んではいけないという決まりがあるんですって・・・。
だから、トイレとシャワーは共同なんだそうです。

コロニーに出かけて、お庭いじりをして疲れたら
ちょっと小屋の脇の椅子に座ってコーヒーブレイク。
天気がよければそのまま、日光浴。
お食事もするのかなあ・・・。
お庭のあちこちに椅子やテーブルを置いてあります。
比較的年配の人が借りているのかなあと思っていたら、
子供のいる家もやぱり子供をお庭で遊ばせたいって思うのか借りていました。
お庭で絵を描いている女の子。

小さいながらもそれぞれの小屋が個性的で、歩いて見て回るのが楽しかったです。
スウェーデンの伝統的な赤い家↓

シックな感じの家。

ピンクの扉がかわいい…、お庭にリンゴの木がいっぱいありました。


木の枠で作った畑には、いちごが・・・。

気に吊るしたハンモック・・・、お昼寝してみたいですよね。
物置を建てているおじさんに声をかけて、いろいろお話をお聞きしました。
最長25年借りれるので、なかなか空きがでないんですって・・・。

素敵なシェッドを作っていました。

お庭に咲いているリラの花の枝を折って、くださいました。
いい香り・・・。
その夜ホテルのお部屋でお花を楽しませていただきました。

色が日本で見るものより、深みがありますし、香りも強いように思います。
とってもゆっくりとした穏やかな時間が流れている場所でした。
家族みんなで心を癒す場所ですね。
人生の楽しみ方というか時間の使い方が日本人とは全く違いますね。
うらやましーいですよね。
posted by GARDENS 庭 ガーデニング ガーデニングデザイン 施工 at 21:43
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